私にとってオーガニックとは!!!
人、動物、植物!この地球上の全ての命を幸せにする仕組みです。オーガニックは、社会的課題を解決する可能性にしっかりと繋がってます。(児童労働禁止、フェアトレード、動物福祉、生物多様性の促進、土壌&水質汚染低減)ここにたどり着くまで何年も何年もかかりました。
20年前からさりげなくオーガニックに触れ始め、よく皆さんが感じる事、同じく感じてきて、そして同じような疑問を持ち今に至ります。
まずは、オーガニックは身体に良いと言うところからのスタートでした。しかし、20代の私にとってはすべてが高く感じてしまった事も事実です。
オーガニックて一体何なんだろう?オーガニックってなんかファッション見たい。ただのおしゃれな言葉で、結果的にビジネス?オーガニックて日本と海外でどう違うの??どの情報信じたらいいの?こんな疑問がたくさんになりました。
4年前に海外のオーガニックの食品を輸入している徹兄さんから、ヨーロッパではオーガニックが選ばれる理由は、自分の健康と言うより、地球環境のためなんだよって事を聞いて衝撃が走りました。初めてパーソナルベネフィットではなく、ソーシャルベネフィットの価値観を知ったからです。
本当のオーガニックを知る為にオーガニックの勉強を始めて、オーガニックの歴史に触れて沢山の学びがありました。一番はじめに学んだことはオーガニックはプロセスであり、オーガニッククオリティーが存在するものではないと言うことでした。オーガニックイコール美味しいでは無い。本当にそう思いました。
私はみんなにオーガニックを少しでも身近に感じてもらったり、知ってもらいたいとオーガニック系マドレーヌを作っています。みんなを笑顔にしたいから、美味しいを一番に、そして二番に身体と地球に優しいマドレーヌです。
オーガニック素材と非オーガニックの厳選素材を使い分けて、何回も何回も何ヶ月も組み合わせや配合変えて作り続けたので、身に沁みるほど物によっては厳選素材が美味しいと感じたものや、オーガニックの方が独特で個性的な味わいがあって美味しいと感じるものがあったりしまいた。
マドレーヌで使っている全部の素材がオーガニックでないに、オーガニックを伝えるお手伝いをして良いのか?とマドレーヌ工場を作る前に少し立ち止まったことがあります。しかししっかりとオーガニックを勉強することで自身がつきました。
世の中には沢山のオーガニックを広める為に努力して辛い思いをしたり、オーガニック一筋で戦ったかってきた方がいらっしゃると思います。私もこれから、その方々と一緒に少しでも真のオーガニックとは何か、オーガニックの価値をまだ知らない人達に伝えられるお手伝いができたらと思ってます。
初めにマドレーヌ工場を作ると心に決めた時と変わらず、
私は、自分の作る金のマドレーヌを通じて継続可能な社会貢献をして行く。(売り上げの一部を寄付。一箇所でも多く、そして少しでも多く金額を寄付できるように努力中です。今できる小ちゃな事を沢山積み上げていき、一歩一歩前へ進んでいく。)金のマドレーヌを通じて沢山の人を美味しいで笑顔にして、そしてオーガニックとは何かをまだ知らない人へ知ってもらうきっかけにする。私が常に勉強をして正しい情報を責任を持って人に伝えていけるオーガニック専門家になる。
今はみんなが協力して、オーガニックを広めていく時代です。オーガニック(認証が有るか無いか)であるかないかと言った線引きが大切でなく、非オーガニックをよりオーガニックに近付けていく事なんだと思います。
個人、小規模農家さんにとって認証を取ることが厳しい事も知ってます。オーガニック以外の素晴らしい農法もあります。オーガニック認証は他者を作り排除するものでない事も勉強で知り安心しました。
世界でのオーガニックの圃場はなんとたったの1パーセント!!(100パーセントまだ伸びしろいっぱい)そしてオーガニックの歴史はまだ100年ほどで浅いものなので、これからまだまだみんなのために地球のためにオーガニックを広めていくために、新しいオーガニックの創造が必要な時です。オーガニックが目指すものは?他を排除するオーガニックではなく、手と手をとって行くオーガニックに私はワクワクしています。
オーガニックを今回しっかりと深く勉強することにより、オーガニックの小ちゃなデメリットを越える価値の大きさを知りました。そしてオーガニックが高い裏側にあるものは何か?何の為にそのお金を払っているか?しっかり知ることにより、
説明することができるようになりました。
安いものがいいのか?安いものは誰か搾取されて、犠牲になってる可能性がある事もオーガニックを勉強する中で知っていきました。オーガニックにする事で救える命と人生がある!!
私たちは地球の一部です。地球が私たちのものではありません。地球が私たちに与えてくれているものは大きいのでそれを感謝して使いたいです。
20代、30代は仕事で忙しくて気づかなかったのですが、30代後半に私は見上げる空、息をする空気、水が自分がちっちゃい時感動した物と違うことに気づいてしまったのです。未来の子供たちに自分が感動した時の自然を残してあげたい。世の中を作る子供たちを笑顔に。そして何かギフトをしたい、そんな気持ちが私のオーガニックの本当のスタートでした。
最後に、
勉強の中で心に響くセンテンスがありました。
私たちは地球、自然を利用している。何故ならば、そこに価値があるから、でも自然は失われえ行く、何故ならば、それは無料だから。
値札が付いて無いものに私たちを価値をつけるのが苦手なようです。
もうすぐ母の日。お母さんにも値札が付いてませんが、沢山の価値があります。世界中のママにありがとう。