愛と友情の「金のマドレーヌ工場」@五反田 東京

金のマドレーヌ工場長の松本加奈ばななのつぶやきBLOGです。金のマドレーヌは幸せマドレーヌ!!幸せの羽根つきマドレーヌなど、みんな幸せになるマドレーヌを作ってます。食の事、オーガニックの事、つぶつぶつぶやきます!!最大限最前線でGO!

キラキラした成功の裏側にあった、泥臭くてカッコ悪かった日の話。

 

普通のOLでもいい。

バイトでもいい。

主婦でもいい。

 

女性は、みんな輝ける。

無理に変わらなくてもいい。

 

ただ一つだけ、

自分に問いかけてほしい。

 

あなたの想いは、どこにありますか。

心の中心には、何がありますか。

 

 

人生、カッコ悪いなんて

正直、いつものこと。

 

そもそも私は

「カッコつけられる場所」に

いたことがありません。

 

幼少期から、

人と同じ選択肢がなかった。

気づけば、いつも人と違う道を

歩いてきた気がします。

 

 

幼稚園の頃。

 

母が作ってくれるお弁当は、

今思えば、なかなか衝撃的でした。

 

のり弁に、ぐちゃぐちゃの卵。

お弁当箱は可愛くなくて、

お箸はいつも木の割り箸。

 

「え?

キャラクターのお弁当箱じゃないの?」

 

心の中でそう思いながら、

5歳にして、こっそり隠して食べていました。

 

母は一生懸命、

作って、届けてくれていたのに。

 

友達のお弁当との差は、

正直、かなりありました。

 

 

小学校のピクニック。

「おやつは300円まで」。

 

私はお菓子を買わず、

家にあったイカを

醤油漬けにして焼いて持っていきました。

 

なぜか、ちょっとした話題に。



 

小学校では

「勉強はするな、寝ろ。健康第一」

そんな教育方針でした。

 

その結果、

授業についていくのは正直大変。

 

漢字は読めない。

目もあまり良くなかったけれど、

黒板が見えないとも言えず。

 

そのまま、

毎年が過ぎていきました。

 

カッコ悪いというより、

今思えば、まあ…バカですね。

 

 

人前に出ると、

今でも驚くほど緊張します。

 

一人のときは必死に

歌の練習をするのに、

本番になると声が出ない。

 

しかも、音痴。

 

「猫が潰されてるみたいな声」

そう言われたこともあります。

 

 

卒業式。

着ていたのは、母の服。

 

「え?

子ども用の服じゃないの?」

 

そう思ったけれど、

まあ、いいか。って。

 

その頃にはもう、

受け入れる力が

自然と育っていました。

 

 

カッコつけないと、

実はいいことがたくさんあります。

 

人目を気にしなくなる。

比べなくなる。

気づいたら、なんだか成長している。

 

カッコつけると、

知らないうちに枠にはまり、

誰かの「正解の人生」を

生きてしまうことがあります。

 

私は、こう思っています。

 

カッコつけるな。

バカであれ。

 

 

ここからが本題です。

 

一見、

キラキラして見えると言われることが

増えました。

 

でも、

本当にそんな人生だったかと言われると、

今でも分かりません。

 

外を歩くとき、

涙がこぼれないように

空を見上げて歩いたこともあります。

 

暗いトンネルの中を

歩いているようで、

「いつ出口に出られるんだろう」

そう感じていた時期もありました。

 

 

コロナと同時に

金のマドレーヌ工場を始めました。

 

お客様が、

誰も来ないところからのスタート。

 

「がむしゃら」という言葉が

一番しっくりくる時期でした。

 

若い頃の私は、

言葉が苦手で、

自分を表現することができませんでした。

 

何か違う、

でも何が違うのか分からない。

そんな感覚ばかりでした。

 

 

初めて会社に所属したとき。

 

社長の想いに集まった人たちは

どんな人だろう。

そう思って、ワクワクしていました。

 

現実は、違いました。

 

働かないのに文句を言う人。

働かないのに、お金だけ欲しい人。

働かないのに、役職だけ欲しい人。

表と裏が違う人。

陰で人の悪口を言う人。

 

10代後半で、

正直、絶望しました。

 

でも私は

友達を作りに来たのではなく、

仕事をしに来たのだと思い直し、

ただ仕事を続けました。

 

静かに行動し、

結果を出し続けました。

 

半年後、

お給料は普通のOLの

倍近くになり、

誰も何も言わなくなりました。

 

上司や同僚が帰ったあとも、

期日に間に合わせるため

データを作り続けました。

 

その頃、

会社の警備員さんと仲良くなり、

「いつも頑張ってるね」と

毎日のようにおやつを

差し入れてくれました。

 

 

ここには書けないほど、

本当にたくさんの経験を

させていただいています。

 

一歩も、二歩も、三歩も踏み込んだ話は、

実際に皆さんと

お会いできるタイミングで。

 

 

ありがたいことに、

「キラキラしている女性」として

声をかけていただくことが増えました。

 

2026年5月か6月、

倫理法人会 山口県女性委員会で

お話をさせていただくことになりました。

 

今まで、

人前に出ることを避けてきた私ですが、

これからは、すべてお受けします。

 

 

人は、経験によって磨かれ、成長します。

 

泥臭いこと。

カッコ悪いこと。

普通と違うこと。

 

それはすべて、

人間として成長し、

無限の豊かさを受け取るための

準備だと私は思っています。

 

自分だけ不幸。

自分だけ辛い。

自分だけうまくいかない。

 

そんなことはなくて、

みんなそれぞれ、

向き合うものを

向き合わされている。

 

 

男性の皆さま、ごめんなさい。

 

私は、

女性は人生を切り開く力が

とても強い存在だと思っています。

 

そして、

女性の愛のエネルギーが循環したとき、

想像もできないほど大きな

笑顔の連鎖が生まれると

本気で信じています。

 

 

 

愛と感謝を忘れない。

 

これが、

金のマドレーヌ工場の理念です。

 

世界が、

皆さまが、

愛と豊かさで包まれますように。

 

心から、祈っています。

 

松本 加奈バナナ